雄物川直轄河川改修百周年 > 河川改修:大規模氾濫への備え

河川改修

大規模氾濫への備え
- 水防災意識社会再構築ビジョン -

■平成27年9月関東・東北豪雨の影響

・鳴瀬川水系渋井川お堤防決壊
・鬼怒川の堤防決壊

鬼怒川の堤防決壊などに伴い、
・広範囲が長時間浸水、
・多くの家屋が倒壊・流出、
・多数の孤立者 が発生

■平成28年台風10号による影響

・北海道では国管理河川の支川で堤防決壊
・岩手県が管理する小本川や久慈川等では家屋や要配慮者施設が被災

平成27年9月11日渋井川の堤防決壊による大規模氾濫


確実な避難行動を促すとともに、河川が氾濫しても最小限の被害にとどめる様々な取組を地域全体で推進するため、雄物川流域の全自治体5市2町1村(秋田市、横手市、湯沢市、大仙市、美郷町、羽後町、東成瀬村)と秋田県、秋田地方気象台、国土交通省東北地方整備局は

「雄物川大規模氾濫時の減災対策協議会」を設立

(平成28年5月31日)

〇「水防災意識社会」を再構築し、「動かす。ねばる・戻す」ことにより『氾濫被害の最小化」を目指す』ことを目標とし、市町村、県、国が一体となって行う減災の取組方針を平成28年8月にとりまとめた。
〇目標の達成に向け、概ね5年で実施する取組みとして、河川管理者が実施する洪水氾濫を未然に防ぐハード対策や危機管理型ハード対策に加え、以下の項目を3本柱としたソフト対策を自治体等の各構成機関の役割分担と連携のもと実施することとした。

1.逃げ遅れゼロに向けた迅速な情報発信と非難の誘導
2.氾濫被害の防止や軽減、避難時間の確保のための情報共有と水防活動の強化
3.日常生活及び社会経済活動の一刻も早い回復を可能とする排水活動

主な取組内容

・想定最大規模の洪水での避難計画を考慮したハザードマップの作成・周知
排水計画の作成及び訓練の実施

・避難行動等に資する対策として、簡易水位計の設置
・水防活動が迅速に対応出来るように流域内の関係機関が農済情報を共有できる体制を整備

・水害リスクを共有するための教育機関等と連携した防災教育の実施


・大洪水から70年・30年キャンペーンを実施

協議会として、水害パネルや水害に対応する防災訓練を実施予定



 
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