雄物川直轄河川改修百周年 > 記念イベント:シンポジウム

記念イベント

シンポジウム

■雄物川改修1 0 0 周年記念「みんなの雄物川シンポジウム」

平成29年10月1日 13時~16時20分 秋田市民文化会館 小ホール

みんなの雄物川シンポジウム会場 秋田市民文化会館

記念パネル展


雄物川改修100年記念事業実行委員会委員長/
秋田県商工会議所連合会会長 三浦廣巳

雄物川改修100周年記念ビデオ上映


オープニングアトラクション「 新屋なるこKID’Z」

記念講演 気象予報士 津田 紗矢佳氏


基調講演 秋田大学 松冨 英夫氏

パネルディスカッション



パネルディスカッション
『雄物川の改修、文化、経済への関わりを振り返り、次世代へ引き継ぐ』

「日本の大曲」から「世界の大曲」へ
パネラー:大曲商工会議所 副会頭 賢木 新悦氏
8 月の『大曲の花火』開催直前に大雨・洪水に見舞われ、開催が危ぶまれましたが、水位が下がり始めてから待機していた各部署の関係者が一気に動き、無事開催することが出来ました。4月には『大曲の花火-春の章-』という国際花火シンポジウムが開催され、38 ヶ国450 人の外国の方々に日本の花火の素晴らしさを見ていただきました。雄物川という素晴らしい河川空間を利用し、「日本の大曲」から「世界の大曲」に打って出ようと思っています。


放水路事業は秋田市の発展の基礎
パネラー:秋田経済研究所 所長 松渕 秀和氏
雄物川の改修、特に放水路事業により様々な直接・間接の経済波及効果がありました。昭和15 年当時の秋田市の人口は約6 万人にしか過ぎませんでしたが、その後の人口増加や工業生産高の伸びを見ますと、この放水路事業は秋田港の築港とともに車の両輪となり、秋田市の発展の基礎になった事業だと言えます。そしてそれ以上に、昭和36 年の洪水を最後に洪水による人的被害が出ていないことが、最大の効果と言えるのではないでしょうか。


親子で遊びながらの社会貢献
パネラー:秋田パドラーズ 理事長 舩山 仁氏
カヌーでの活動を通して雄物川流域のクリーンアップ、自然観察会、雄物川の自然を生かした観光メニューの提案の3 つが活動の柱です。集めたゴミを使ったアート展を開催して、一般市民の方々に雄物川の環境保全を意識していただいたり、水質調査も行っています。自然観察会は子どもたちも一緒にカヌーに乗せて開催しており、親子で雄物川に親しんでいただき、遊びながら社会貢献が出来ればという思いで活動しています。


被災の最小化を目指していく
アドバイザー: 国土交通省東北地方整備局 河川部長 高村 裕平氏
7 月の出水を踏まえた雄物川の治水対策ということで、激甚災害対策特別緊急事業で堤防整備、河道掘削などを進めたいと思っています。また首長に直接ホットラインで危険情報を提供するなど、トップ同士での情報提供も行い、対応に遅れがないよう進めているところです。今回の水害では、国としてもハード・ソフト両面で対応しましたが、やはり市民の方々の避難行動と相まって、被災を最小化していくことが大事だと思っております。



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