雄物川の流域
■雄物川の由来
「享保郡邑記(きょうほぐんゆうき)(1730)」の「仙北三郡の貢物(御物成・おものなり)おば船に積み下ろす川なれば御物川という」がその由来のひとつとされている。
■雄物川の源流
秋田・山形県境付近の大仙山(標高920m)を源流。
■雄物川流域の概要
項目 | 諸元 | 備考 |
---|---|---|
幹川流路延長 | 133km | 全国第30 位/ 東北第6 位 |
流域面積 | 4,710 ㎢ | 全国第13 位/ 東北第4 位 |
流域内市町村 | 5 市2 町1 村 | 秋田市・大仙市・仙北市・横手市 湯沢市・美郷町・羽後町・東成瀬村 |
流域面積 | 約60 万人 | 平成27 年国勢調査結果 |
■気候
■雄物川流域の気候は、冬季の積雪寒冷を特徴とする日本海性の気候で、年間降水量は平野部1,500mm ~ 1,700mm 程度、山地部約2,000 ~ 2,300mm 程度となっており、 約40%が冬季に降雪。
■降雨の原因としては、前線性のものが多く、流域内では標高が高い地域で降雨が多くなる傾向
■流域の土地利用
■雄物川流域の土地利用は森林等が約72%、水田や畑地等の農地が約18%、宅地等の市街地が約4%で、特に水田は秋田県全体の約半分を占める全国有数の穀倉地帯。