胆沢ダム

概要

胆沢ダム全景

胆沢ダムは、岩手県奥州市の北上川水系胆沢川に位置し、洪水調節、河川環境の保全等のための流量の確保、かんがい用水・水道用水の供給、発電を目的としています。21世紀初頭には、上流約2kmに位置する石淵ダム(昭和28年度完成)に代わり我が国最大級のロックフィルダムとして完成しました。


ダム形式図

貯水池容量配分図

洪水調節図

胆沢ダムの諸元

  ダム名 胆沢ダム 石淵ダム 比較




型式 中央コア型
ロックフィルダム
表面遮水型
ロックフィルダム
--
地質 石英安山岩類 石英粗面岩 --
堤頂標高(m) 364.0 323.0 --
堤高(m) 127.0 53.0 2.4倍
堤頂長(m) 723.0 345.0 2.1倍
堤体積(m3) 1,350万 44万2千5百 30倍





流域面積(km2) 185.0 154.0 --
湛水面積(km2) 4.4 1.1 4倍
総貯水容量(m3) 1億4,300万 1,615万 9倍
有効貯水容量(m3) 1億3,200万 1,196万 11倍
洪水調節容量(m3) 5,100万 560万 9倍
利水容量(m3) 8,100万 636万 13倍

胆沢ダムのあゆみ

S42.9 石淵ダム嵩上げ推進期成同盟会発足
S44.4 予備調査開始
S58.4 実施計画調査開始
S63.4 建設事業着手(新石淵ダムを胆沢ダムに名称変更)
H元.9 環境アセスメント手続き終了
H2.5 胆沢ダムの建設に関する基本計画告示
H4.2 一般補償基準調印
H5.3 水源地域対策特別措置法・整備計画告示
H7.3 付替国道工事着手
H11.6 転流工工事着手
H12.6 胆沢ダム建設に関する基本計画変更告示
H15.1 本体関連工事着手
H15.5 付替国道397号工事一次供用
H15.10 転流開始
H17.10 堤体盛立工事着手
H18.10 定礎式、洪水吐きコンクリート打設開始
H22.5 堤体盛立完了
H22.8 付替国道397号 全線供用開始
H23.9 洪水吐きコンクリート打設完了
H24.12 試験湛水開始
H25.10 試験湛水終了
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