(第三回懇談会)
 
治水と環境の折り合いが大きなテーマ
   
・次の世代にこの貴重な川を引き継いでいく役目がある。
・河川は生き物である。つまり河川に生き物がいない河川は河川ではない、ただの堰。
・米代川は本来ものすごい能力を持った河川。新たなものを作るのではなく、頑張ってもとの姿に戻せれば、すごい川になる。
・河川整備と名がついたもので魚にとって結果としてよかった例があるのか。
・河川は、基本的に流域に降った雨が集まってくる排水路という性格もあり、治水が大事。その次に、利水、親水、環境。
・治水と自然の論理との折り合いをどうつけていくのかというのは大きなテーマ。
・多自然型工法等を活用して次の世代にこういった美しい米代川の自然残してほしい。
・良好な河畔植生のうちでヤナギ類、オニグルミといったような樹木から成る群落、ヨシやガマ等の群落については、動物も含めて生態系の維持及び景観の保全の面 から残してほしい。反面、河畔植生は川の水の流量だとか流速といったものに大きな影響を与えるため治水面 との折り合いをつけてほしい。やみくもに植生を伐採するのはやめてほしい。
・河川敷とか、あるいは中州等にも鳥類が生息し、子孫を育てている。河川改修に当たって配慮してほしい。
・何年かに一度訪れる大きな災害で被害に対応した人工的な施策も大切。一方で失っていけないものもあり、生活者の声を生かした施策を取り入れてほしい。




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