(第三回懇談会)
 
かつて流域住民の生活と密着していたが、今は疎遠になった川
   
・かつては「一人息子と川端の田は持った気にならない」という言葉があった。これは河川の洪水によるマイナス面 。一方、川端では用水、水草が容易に手に入るというプラス面もあった。このように流域の農家は川のプラスマイナスと暮らしの中で向き合ってきたが、現在そういうものがないだけに、住民と川のつながりはなくなりつつある。
・治水、利水は専門家に任せてしまって、川と地域住民が疎遠になっている。
・舟運の役割を終えたら今は静かなたたずまいでいる。
・河口付近は川よりも港のほうばかりに目が向いている。昔は、米代川を利用したお祭りがあったが、港の増設と同時に適当な場所が消失し、祭りもとりやめている。
・昔はプールもなく水泳は川で行った。今は、衛生面、安全面から川遊びは禁止と教育されてる。子供が水に親しむ機会が少なくなっている。米代川は、子供の遊び場から、今現在は魚釣りで大人の遊び場に変わってしまった。




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