(第三回懇談会)
 
アユ・サクラマスに象徴されるように魚類の生息環境豊かな川
数多くの魚類が流域住民の生活・観光にも密着した川
   
・日本有数のアユの河川である米代川
・サケ、サクラマス、アユ、河口ではシロウオ、カワヤツメといった、非常に地域住民と文化、観光、産業と結びついている魚類が多い。
・美食の川。春にはシラヤ、夏はアユ、秋はヤツメウナギ。
・県外からアユ釣り、サクラマス釣りに来る方が多い。宿泊場所がないため、テントに泊まらざるを得ないという状況が多いものの、滞在型観光が米代川水系においてはもう何十年も前から行われている。
・米代川の持つ物理環境(水温、水質、底質、流速、湧水・ワンドの存在等)はアカヒレタビラ、シナイモツゴといった日本
・世界の北限の魚、あるいは、全国的に絶滅の危機に瀕しているスナヤツメ、ハナカジカ、エゾウグイ、トミヨに生活の場を提供。
・護岸がしっかりとでき、我々の財産が守られるようになった反面 、暴れ川から優しい川に変わってきた。瀬が非常に少なくなり、深場が非常に浅くなっている。魚にとっては必ずしも有効な、よい河川ではなくなってきていると思う。
・土砂がアユの食べ物の藻類をためておく深場を埋めるようになってきている。
・昔はなかなか河床は動かなかったが、今はすぐ動く。魚としてはなかなか安心して川の中で生活できないような状況になっているんじゃないか。国有林に堰堤ができて、石も流れてこないようになっているのでは。




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