緊急情報/防災情報 |
平成22年6月24日 11時00分 |
国土交通省 岩手河川国道事務所 |
【砂防防災情報】岩手・宮城内陸地震災害「注意体制」を解除します(終報) |
国土交通省岩手河川国道事務所では、岩手・宮城内陸地震災害に係る「注意体制」を平成22年6月24日11時をもって解除しました。 |
岩手河川国道事務所では、平成20年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震に伴う河道閉塞(天然ダム)箇所について、応急的・緊急的な対策工事(直轄砂防災害関連緊急事業)を一関市厳美町市野々原地内において実施しておりましたが、平成22年3月末に天然ダム湛水の排水転流工を完成させ、湛水位を約5m下げるなど、一定の安全性を確保しました。 その後の融雪期における出水を経験し、ヘリコプターからの上空調査や現地踏査により、天然ダムに異常が認められなかったことなどから、当面、天然ダムの決壊による下流市街等への危険は回避されたものと判断し、被災から2年が経過した平成22年6月24日をもって当事務所災害対策支部「注意体制」を解除しました。 なお、「注意体制」は解除するものの、引き続き直轄特定緊急砂防事業による抜本対策として砂防堰堤工事を集中的・重点的に実施し、甚大な土砂災害が発生した地域の災害防止対策を行うとともに、工事中の安全確保のため、監視カメラ、雨量、水位などの監視を継続し、必要に応じ当事務所にて災害対策支部体制を設置するとともに、関係機関との連絡体制を確保します。 また、現地カメラ画像や雨量、水位情報につきましては、引き続き岩手河川国道事務所ホームページ(※)において「岩手・宮城内陸地震関連情報」として提供します。 ※ http://www.thr.mlit.go.jp/iwate/iwatemiyagi/index.htm 参考資料はこちら(3117KB) |
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問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 盛岡市上田四丁目2−2 電話:019−624−3131(代) 副所長(河川) 瀧澤 靖明 (内線204) 調査第一課長 鈴木 啓介 (内線351) |