沿革

  子吉川及びその支川芋川周辺では、頻繁に発生する洪水に悩まされています。近年では、平成10年8月に発生した芋川十流部の洪水により、床上・床下浸水589戸、水に沈んだ農地237haと甚大な被害をもたらしました。
 しかし、芋川上流部だけの改修では、芋川下流部及び子吉川において、新たな被災・浸水の可能性があったため、国と県が連携して平成10年度より上流・下流一連の改修事業に取組みました。
 この改修事業については、「河川災害復旧等関連緊急事業(事業主体:国、県)」※1「災害復旧助成事業(事業主体:県)」※2により、短期間での改修が可能となり、3年後の平成13年度に直轄分の事業が完成しました。(県施行分はH14年度完成。)
 
※1 国が管理する一級河川及び都道府県知事が管理する一級河川または二級河川において、上流区域で災害復旧事業等の改良工事を行い、併せてその下流区域の災害防止を目的に緊急的に行う事業。

※2 都道府県知事が管理する河川の被害が激甚であって、一定区域内の被害が著しいため災害復旧工事のみでは十分な効果が期待できない場合に、改良費を加えて一定計画のもとに施行する改良事業。


H10.8.7 大内町岩谷地区の浸水状況


子吉川・芋川の河川災害復旧等関連緊急事業


田尻野地区の築堤


芋川・子吉川合流点