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ダムの利水容量の考え方
多目的ダムでは、各種用水(農業、工業、上水道、環境)などをダムに事前に貯留しています。その考え方は、過去の河川の流量データ(通常10年又は20年間)より必要水量
が取水できない期間の不足水量を、融雪期など河川水量の多い時期に前もって貯留し、利水確保容量として持ちます。下流の基準点で河川の水量が必要水量を下回りそうな時、ダムから放流を行い補給します。
なお、ダムに事前に貯める水量は大雨で河川の水量が多いときは当然(不足していないので)、貯める水量としてはみてません。