玉川ダムHome > 玉川ダムについて > 量水標 > 量水標の見方


玉川ダムでは量水標に色をつけて見やすくしています


玉川ダムの量水標

ダムには貯まっている水の高さを測るための目盛りがあります。
これを量水標と呼び、水位を読み取ってダムに貯まった水の量を把握します。

量水標の目盛りには標高が書いてあり、水位を標高で読むことができます。

次に、量水標で読み取れる水位と玉川ダムの運用について解説します。
ダムの水位は上から次のように区分しています。


標高404.1メートル 設計最高水位
標高402.4メートル 洪水時最高水位
標高397.4メートル 平常時最高貯水位
標高387.2メートル 洪水貯留準備水位
標高353.7メートル 最低水位


ダムの水位区分は以上で、量水標はそれぞれの水位の間を上から赤、橙、青、緑に色分けしています。

玉川ダムの水位運用は次の通りです。


大雨の少ない季節のダム
10月1日から翌年6月15日までは比較的大雨が少ないので、水を多く使えるようにします。
洪水時最高水位から平常時最高貯水位までの5メートル(橙色) で大雨が来たときに水を貯めて洪水を防ぎます。そのため、水位を常に平常時最高貯水位より低くしておきます。
そして、平常時最高貯水位から最低水位までの43.7メートル(青色と緑色)で発電・かんがい・水道用水・工業用水に利用します。


大雨の多い季節のダム
6月16日から9月30日までは大雨が降ることが多く、洪水が発生しやすい時期なので大雨に備えて水を貯めるスペースを大きくしています。
洪水時最高水位から洪水貯留準備水位までの15.2メートル(橙色と青色)で大雨が来たときに水を貯めて洪水を防ぎます。そのため、水位を常に洪水貯留準備水位より低くしておきます。
そして、洪水貯留準備水位から最低水位までの33.5メートル(緑色)で発電・かんがい・水道用水・工業用水に利用します。


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