| 去る平成１３年７月１日に米代川の河川環境保全モニター※を務める石川富雄さんが、地元大館市の田中橋下流において、「米代川一日魚調査隊」を実施しました。 この企画は、地域の小学生とその父兄を対象に、米代川に生息している魚を投網やタモ網で捕獲し、その種類や特徴を観察することで、米代川をより身近に感じていただくことを目的として、今回、初めて実施したものです。 石川さんは、大館市漁業協同組合に所属し、魚の生態にも大変詳しい方です。一日調査隊の実施当日は、前日からの雨で水かさが増し、魚を捕獲するには条件が悪い中でしたが、それでも体長９０cm、重さ８kgを超えるコイや、アユ、ギバチ、シマドジョウ、トミヨなどを捕獲しました。 参加した子供たちも、魚の種類や特徴、生息している環境などを勉強するとともに、川での遊び方の注意も教わりながら、米代川を身近に感じた一日となりました。 |
 捕獲した魚を水槽に入れて観察する子供たち （写真：北鹿新聞社提供） |
 大コイを持ち上げる石川富雄河川環境保全モニター （写真：北鹿新聞社提供） |
| ※河川環境保全モニター： 河川環境に関する専門的な知識と豊かな川づくりに対する熱意を地域の方々の参加を得て、河川環境に関する情報の把握と河川環境の保全、創出及び秩序ある利用をきめ細かに行うために、沿川地域に居住している方に対して国土交通 省東北地方整備局が委嘱しているものです。 米代川では石川富雄（大館市）さんのほか、寺内征夫（能代市）さんの２人に委嘱しています。 |
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