米代川水系 時系列洪水氾濫シミュレーションの考え方
今回の時系列洪水氾濫シミュレーションの条件は、以下のとおりです。なお、洪水時においては、堤防が破堤する危険性が常に内在しておりますので、実際の洪水では、この条件以外でも破堤する可能性はあります。
1.想定している洪水:計画規模の降雨により、発生する洪水
2.破堤時の河川水位:原則、計画高水位(堤防計画上の最高水位)
- 破堤:堤防が壊れ、増水した川の水が堤内地(みなさんが暮らしている場所)に流れ出すことをいいます。
- 計画規模:洪水を防ぐための計画を作成するとき、対象となる地域の洪水に対する安全の度合いを表すもので、この計画の目標とする値です。一級河川の主要区間の計画規模は1/100〜1/200、言いかえるなら、平均して100年〜200年に1回程度の割合で発生する洪水流量が目標となっています。
米代川の場合は、100年に1回程度発生すると考えられる雨量で米代川(二ツ井基準点)上流域の24時間総雨量191.5mmとしています。