洪水予報の発表形式について |
平成19年4月19日から、国(国土交通省河川局と気象庁)が発表する洪水予報において、洪水の危険のレベルをわかりやすい表現に改善し、市町村や住民がとるべき避難行動等との関連がわかりやすいようにしています。 国土交通省、気象庁及び各都道府県は、洪水予報を行う河川とその区間を指定し、洪水のおそれがある場合に共同で洪水予報を発表しています。 洪水等が発生した際、地域住民による的確で安全な避難実施のためには、河川の危険の状況等の防災情報が、迅速に伝達されるだけでなく、受け手や伝達者である住民や市町村の防災担当者、報道機関に正確に理解され、的確な判断や安全な行動につながる情報の内容や表現であることが極めて重要です。 主なポイントは以下のとおりです。【参考1〜4参照】 1. 市町村や住民がとるべき避難行動等との関連が理解しやすいように、洪水予報の標題と水位の名称を洪水の危険に応じてレベル化します。危険レベル毎の標題とそれに対応する水位等は以下のとおりです。 レベル5 標題:はん濫発生情報 状態:はん濫発生 レベル4 標題:はん濫危険情報 水位名称:はん濫危険水位 レベル3 標題:はん濫警戒情報 水位名称:避難判断水位 レベル2 標題:はん濫注意情報 水位名称:はん濫注意水位 レベル1 (発表はしない) 水位名称:水防団待機水位 2. 洪水予報の内容を理解しやすくするため、発表内容を要約した見出し文(40文字以内)を付けます。 参考1 洪水の危険のレベルに対応した表現等 参考2 洪水等に関する防災情報体系の見直しの概要 参考3 国土交通省と気象庁が共同で実施する洪水予報文の改善点 参考4 都道府県と気象庁が共同で実施する洪水予報文の暫定改善例 |
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