220号の内容

第29回定期総会開催
30周年記念事業への準備スタート

　御所湖の清流を守る会の第29回役員会並びに総会が、５月29日につなぎ地区活動センターで 開催されました。今年の総会では、通常議案の他に来年度の30周年記念事業についてもはかられました。 　「御所湖の清流を守る会の歴史や実績を顕彰すると共に、地域の未来について考えよう」 というテーマのもと、　�@記念誌の発行　�A表彰式や発表会の開催　�Bポスター及びパネル展の開催 　�C御所ダムビジョンネットワークの会との共催事業の４つの案が挙げられました。中でも、 記念誌の発行については、企画や取材、編集などに時間を要する事が想定されるため、 今年度から進めていくこと。また、内容等の詳細については盛岡市・雫石町・小岩井農牧・事務局にて 構成される幹事会により決定していくことが承認されました。 　その他の項目に関しては、様々な意見を集約しながら進めていくこととなりましたので、 事務局では皆様からのご意見をお待ちしております。

　今年も春の統一清掃が６月７日に御所湖周辺で実施されました。 前日までは雨が降り続き、空模様と参加者の減少を心配しましたが、シオンの像前には朝６時少し前には、 子供会や婦人会、老人クラブ、清流を守る会の会員など多くの方が集まりました。地元の方々は慣れたもの で“マイ鎌”“マイ火ばさみ”を持参しての参加でした。どんよりとした曇り空の中での清掃活動でしたが、 集めたゴミを持ち寄る皆さんは晴れ晴れとした表情でした。御協力いただいた皆さん、お疲れ様でした。

　５月２８日御所湖を利用した水質事故対策訓練が行われました。この訓練は、御所ダムの維持工事を担当している恵工業株式会社が安全訓練の一環として実施したもので、 午前中は御所ダム管理所構内で備蓄されている資材の確認や、オイルフェンスの連結、ロープの結び方などを再確認しました。 午後は、繋温泉地区に舞台を移し立石沢が御所湖へ流入する箇所に実際にオイルフェンスを張って油を回収する訓練を行いました。 　参加した作業員からは、「資材の状況や具体的な扱い方を知ることができた」「フェンスは重いので移動に４人は必要」 「マット回収時の道具の工夫がいる」など訓練で多くのことを得ていました。
　油事故は起こさないことが大事です。

地域イベントへの参加、桜の植樹など確認

御所湖周辺の団体等で構成される「ワイワイ手つなぎプロジェクト」の平成21年度総会が６月３日に小岩井農場の「まきば園」で開催されました。今年の主な事業として、地域のイベントに積極的に参加するとともに広域活動として鶯宿温泉や南麓エリアとの連携や人気の桜の植樹が承認されました。