No.217
平成21年3月15日
発行 御所湖の清流を守る会
盛岡市繋字山根192-4(御所ダム)
TEL 019-689-2216
FAX 019-689-2271
@第42回いわて雪まつりが開催されました | A近自然セミナーinいわて2009 |
B御所ダムからの近況報告 | C御所湖の清流を守る会からのお知らせ |
3月に入ると雪に代わって雨が降る事もあり、春を思わせる穏やかな日差しの日も多くなってきました。
御所湖の清流を守る会の平成20年度の事業も残すところあとわずかとなりました。
今年度を振り返りますと、春期統一清掃に680名、秋期統一清掃に520名と、総勢1,200名もの方々に参加していただきました。
特に、春期は例年よりも約100名も多くの参加をいただき、事務局では想定外の事態に清掃当日は嬉しい悲鳴を上げての対応となりました。
御協力いただいた皆様には改めまして感謝いたします。
また、御所ダムへの見学には、小学生や、老人福祉センターなど岩手県内外から9団体(約360名)がお越しになりました。この他にも、御所湖管理所に併設している『ものしり館』への来場者数は、平成20年4月から平成21年2月末までで約4,000人となっております。
特にゴールデンウィークから秋の紅葉の時期までに、多くの方が御所ダムを訪れていました。
この他、御所湖周辺の小学生に募集を行った「御所湖の清流を守るポスター」には、137点もの力作が集まり、
御所湖や周辺の自然環境を守りたい、また不法投棄を防止したいという思いが作品に現れていました。
御所湖の清流を守る会の各種事業につきましては、地域の方々の御協力により支えられていると実感いたします。
来年度の事業では、会の発足から30年を迎えるにあたり、平成22年に実施予定の記念事業の準備に力を入れて参りたいと思いますので、
ご意見やご要望など有りましたら、是非事務局までお知らせ下さい。今後とも、御所湖の清流を守る会の活動に御協力宜しくお願いします。
2月20日(金)岩手・木質バイオマス研究会の主催による近自然セミナーinいわて2009が盛岡市民文化ホールで開かれました。
『豊かさを支える 森林資源と川づくり〜安全と環境が共存する豊かな流域を目指して〜』をテーマに市民や、関係業者、行政の関係者など、約280名が参加しました。
講演の中で、スイス近自然学研究所代表・チューリッヒ在住の山脇 正敏氏は、「新しい川づくりでは、人々の豊かさのために、人命財産を水害から守ると同時に、
人の『心』も大切にする。『心』を大切にするとはつまり、気持ち良い川を実現することである」と説明しました。
また、前ドイツ・バイエルン州水利局高級技術官吏のカール・ライトバウアー氏は、「河川は地球の血管であり、生き物である。
健全な川なくして命の輪はあり得ない」と説明し、ヨーロッパで進む近自然河川工法を紹介しました。
また、「大切なのは市民の川への興味を啓発することである」と呼びかけました。
今回のセミナーは御所湖の清流を守る会も後援を行いました。 また、講師の先生方は、前日繋温泉に宿泊し、小岩井農場、網張、御所湖周辺などを見て回りました。 特に、繋温泉のお湯は大変お気に入りだったそうです。
寒かったり暖かかったり、雪だったり雨だったり・・・(自然そのまま)
2月中旬の土曜日夜中3時にダムのデータを管理しているコンピュータから雨が多く降り設定値を超えたと警報が発せられました。
早速、担当者が管理所に急行し、結局その日、冬には珍しくダムからの放流になりました。
平地の雪は大分少なくなり、3月初めには岩手山に鷲形が現れましたが、この冬の雪はどうなっているのでしょう。
最近5年間の網張地点の積雪は上図の通りで、3月15日で229pです。
4月23日…鯉のぼり掲揚式
5月上旬…御所湖の清流を守る会 幹事会
5月下旬…御所湖の清流を守る会 総会
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