No.210
平成20年8月15日
発行 御所湖の清流を守る会
盛岡市繋字山根192-4(御所湖管理所)
TEL 019-689-2216
FAX 019-689-2271
@御所湖まつり・湖岸提まつり賑やかに開催 |
Aなぜここに…?御所ダム周辺に動物が集合 |
Bブラックバス対策を開始します |
7月27日(日)第27回の御所湖まつりが盛大に開催され、主催者発表で6万人の観光客が御所湖周辺に集まりました。
当日は午前中からカヌーやボートの試乗体験があり、子供から大人まで、元気いっぱいに御所湖に漕ぎ出していきました。また、午後3時からは、【御所湖大好きで−す】の横断幕を先頭に、子供さんさや、威勢のいい神輿パレードが続きました。そして、夕日が湖面に反射する中、特設ステージでは賑やかに民謡・歌謡・踊りと次々に披露されました。
科内縄文の炎が小さくなり、夕闇に包まれると、まつりのフィナーレです。今年は、3,500
発の花火が、御所湖周辺のあちらこちらから上がり、見物客の視線を釘付けにしました。
また、湖面に浮かび、しばらくの間揺らぐ光には、どよめきが起こり、祭り最大の盛り
上がりになりました。
また、湖岸提まつりも野菊公園を拠点に屋台などが多数設置され多くの人が訪れました。
6月14日の午後。その日の朝に発生した岩手・宮城内陸地震に驚いて山から飛び出してきたのか、御所ダムには、カモシカの親子が現れました。とても警戒心が強く、カメラを持ち近づくと、あっという間に逃げていきました。 |
7月30日(水)船に乗り、湖面や御所湖周辺のパトロール中。水面に浮かぶ2つの白い物体。流れてきた発泡スチロールだろうか?と思い、回収しようと船を近づけていくと…優雅に泳ぐ季節はずれの二羽の白鳥でした。 |
7月14日(月)の午後のこと。御所ダムの職員が、ダム周辺の巡視を行っていると、40m程先に“黒い犬”の様な動物を発見しました。その“黒い犬”の様なモノに近づいていくと…なんとそれは、一匹の子熊でした。途端に足が止まり、周辺を見渡しましたが、親熊を見つけることは出来ませんでした。すると、あっという間に小熊は県道を横断し、山へ帰っていきました。小熊の体長は、70〜80cm位だったそうです。御所ダムには、黒い糞だけが残されていました。 |
この他最近では、夕方になるとカラスの大群が押し寄せ、カラスの集会場と化しています。手すりに糞が付き、掃除とのイタチごっこを繰り返しています。 |
御所湖では、外来魚種が確認されており、元来生息していた魚類の生態系への影響が懸念されています。そのため、御所湖管理所では外来魚種生息数の抑制を目的に、今年度から外来魚(ブラックバス)対策に取り組みます。
岩手県内水面漁業調整規則第32条の2では、「移植」を禁止しています。また、岩手県内水面漁場管理委員会の指示では、「再放流(リリース)」及び、「生きたままの持ち出し」の禁止をしています。
御所湖には体長40〜50cm級の大きなブラックバスも生息しています。
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