208号の内容

　御所湖の清流を守る会の第２８会定期総会が、５月２７日に「つなぎ地区活動センター」で役員及び会員等３０名の出席のもと開催されました。
　午前中の役員会に続き１３時３０分から行われた総会は、当会の高橋金兵衛会長の挨拶の後、来賓として出席された北上川ダム統合管理事務所鈴木副所長並びに岩手県盛岡地方振興局佐藤土木部長よりご挨拶を頂きました。
　議事は、小岩井農牧（株）の軍司氏を議長に進められ、平成２０年度事業計画などが満場一致で承認されました。
　今年度の事業実施にあたっては、周辺の観光資源であるつなぎ温泉、小岩井農場、手づくり村などのネットワークの中の大きな財産である御所湖を大事に守っていくことを基本としながら次のような考えで進めていくことになります。
　会の活動媒体である「御所湖ニュース」については、会員及び地域のホットな情報をタイムリーに伝えていくために、会員の皆様方からの情報提供をお願いいたします。
　また、２年後に迎える御所湖の清流を守る会設立３０周年記念事業に向け、会の存在を顕彰するとともに具体的なイベントを計画していく年として活動を行います。

　御所湖周辺の子供会、婦人会、老人クラブなどの団体や地域住民及び御所湖の清流を守る会の会員などが参加して６月８日に春の統一清掃が実施されました。昨年を上回る参加人数は、御所湖周辺の地域力が高いことを示すとともに、地域の環境を保全する大きな力になっています。
　参加された方々、お疲れ様でした。

　盛岡市西部地域の人達が手をつなぎ、周辺の自然環境の保全や観光開発などに取り組む「ワイワイ手つなぎプロジェクト」の平成２０年度総会が小岩井農場の「まきば園」で６月４日に開催されました。
　同プロジェクトのフィールドの一つである御所湖尾入野湿性植物園において、引き続き”蛍のお宿づくり事業”を進めるとともに、”周辺イベントへの参加”及び”桜の植樹”などに取り組むことが承認されました。尾入野湿性植物園では、カキツバタを目当てに多くの観光客が訪れますが、シオカラトンボや睡蓮も優しく迎えてくれます。
　夏にはゲンジボタルやヘイケボタルが飛び交う季節がやってきます。

シオカラトンボ（H20.6.8）

カキツバタ（H20.5.30）

睡蓮（H20.6.8）