206号の内容

　御所湖周辺では、昨年度も様々な活動が行われました。御所ダムビジョンネットワークの会の会員でもある御所湖の清流を守る会は、恒例の統一清掃を６月と１０月に実施し、延べ約１１００人 の方々に参加をして頂きました。滝沢村では５月、りんごの花まつりが開かれました。りんご園を会場に開かれるこのまつりは地域の方々に根強い人気があり、会場内のコンサートにも大勢の人達が足を運んでいました。７月下旬には、２６回目となる御所湖まつりが開催されました。本格的な夏の訪れを前にした日曜日の午後、御所湖周辺は８万人の人出で賑わいました。御所ダムビジョンネットワークの会では、講師の派遣やノウハウの提供等色々な形で支援を行っており、温泉の従業員を対象にしたカヌー教室や子供のための水辺の安全教室の開催等においては、より中心的な役割を果たしました。今年も、御所ダムビジョンネットワークの会への期待が高まっています。

統一清掃（開始のセレモニーと付近で開かれる朝市）

御所湖まつり

カヌー教室

水辺の安全教室

冬の雪遊びin相の沢

御所ダムビジョンは、御所湖及び流域の多様な環境の保全と再生に努めると共に、御所湖及び周辺の施設の利活用を促進し、水を軸とした交流・連携を強化促進することを基本理念としています。

白鳥に餌を与える参加者

　御所湖広域公園内の白鳥飛来地で、冬の間行われて来た白鳥観察会が、今年も多くの参加者を得て、予定通り２月に終了しています。
　白鳥飛来地として、年々知名度が高まっている御所湖。つなぎ温泉観光協会では、昨年からホテルや旅館の宿泊客を対象に白鳥観察会を実施しており、今年は岩手雪まつりに合わせて、１０日間に亘って行われ、延べ１１４人が参加しました。
　参加者は宿泊客が中心となっている為、当日はつなぎ温泉の近くにある南園地の広場に集合し、現地まではバスで移動しています。また、この白鳥観察会にはガイドも同行し、飛来している白鳥の生態や特徴等について、分かりやすく解説していました。 　この地域に飛来している白鳥やカモは人が近づいても驚く様子もなく、静かに餌を啄んでいます。人家の庭先にいることもあり住民との共生が実現しています。

御所湖の周辺で越冬する白鳥

「御所湖管理所」の看板

　 現在、通称として使用されている「御所湖管理所」の名称が書かれた看板が、御所ダム管理棟の玄関前に取り付けられました。
　この看板は、けやきの原木の板に「御所湖管理所」の文字が彫り込まれており、施設の銘板として末永く使われる予定です。

御所湖周辺では４月以降次のような行事が予定されています。

• ４月２３日（水）・・・・・・・こいのぼり掲揚式（雫石川園地）
• ５月上旬・・・・・・・・・・・御所湖の清流を守る会幹事会
• ５月下旬・・・・・・・・・・・御所湖の清流を守る会総会
• ６月８日（日）・・・・・・・・御所湖周辺統一清掃