203号の内容

新春の御挨拶

 
    御所湖の清流を守る会会長

       高　橋　 金 兵 衛

御所湖の清流を守る会の会員の皆様方、そして会の活動に御協力をいただいている皆様方、新年明けましておめでとうございます。
　比較的おだやかな新春を迎えられたことと存じます。
　御所湖の清流を守る会も今年で２８年目を迎えようとしておりますが、皆様の御理解と御協力によりまして、順調に発展を致しております。しかしながら、この２８年間に御所湖周辺の環境は、当初の頃から比べますと少しずつを変化を見せて来ております。そういう中にありましても、会の基本的な目的であります「美しい御所湖」実現の為、環境美化活動を継続して推進して参りたいと存じております。
　日本のダム湖百選に選ばれ、手づくり郷土賞大賞にも入選した御所湖は、常に皆様方から注目される湖として存在し続けなければなりません。その為にも今後とも皆様方にご支援いただきながら頑張って参りたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

「御所湖の清流を守るポスター」の入賞者の児童を対象とした表彰式が、１２月１７日と１８日の両日、繋地区や雫石町にある六つの小学校で開かれました。１７日は、午前中に繋小学校から始まり、順次大村、雫石、橋場の各小学校で表彰式が行われました。また１８日には、西根、安庭の各小学校で表彰式が行われました。８人の児童が入賞した雫石小学校には、盛岡タイムス社が取材に訪れ、優秀賞を受賞した６年生の多田彩菜さんや菊地恵美さんなどがインタビューに応えて、それぞれの作品の意図などを語っていました。

受賞者を囲んで記念撮影（橋場小学校）

安庭小学校では表彰式に全児童が出席

子供会の代表に図書カードを贈呈

　学校の周囲や河川敷等で、清掃活動を実施している小中学校や、御所湖周辺の統一清掃に協力している子供会に対し、「御所湖の清流を守る会」より図書カードが贈呈されました。
　今年は、昨年までの実績を考慮し、繋地区、駅前、長根、黒沢川の四つの子供会と、橋場、御明神、安庭、大村、西根の五つの小学校並びに雫石中学校が対象になっています。
　贈呈式は、１２月１７日から１８日にかけて、ポスターの表彰式と同様に高橋会長が各団体を巡回する形で行われ、一部の小学校については表彰式と一緒に実施されました。

北園地に飛来した白鳥

　冬の訪れと共に、御所湖には冬鳥の代表であるオオハクチョウやオナガガモなどの姿が目立つようになりました。
　この地域への渡り鳥の飛来は、御所湖ができる以前から確認されており、最近では市内中心部を流れる北上川等と並んで盛岡市内でも有数の飛来地となっています。今年も御所湖北西部の北園地には、連日見学する人や鳥に餌を与える人達が大勢訪れています。このような光景は、渡り鳥が北に向かって旅立つ３月まで続きます。

●御所湖の清流を守る会からのお知らせ●

御所湖周辺では、１月後半以降次のような行事が予定されています。

• １月２６日（土） 「冬の雪遊びｉｎ相の沢」（主催：渋民村寺子屋教室）
• ２月２日(土)〜１１日(月） 第４１回岩手雪まつり（会場：小岩井農場）
• ２月１０日（日） 　 南部曲り家神楽公演（場所：盛岡手づくり村）