TOP > ダムだより/御所湖ニュース > 御所湖ニュース No.199
No.199
平成19年9月15日
発行 御所湖の清流を守る会
盛岡市繋字山根192-4(御所ダム)
TEL 019-689-2216
FAX 019-689-2271
ダムの環境や利活用について体験学習
― 県内の大学生を対象に「ダム自然塾」が開かれる ―
ダムの環境や利活用並びに管理等について学ぶ「ダム自然塾」が、8月20日から24日までの5日間にわたり、御所ダムや四十四田ダム及びその周辺地域等を会場に開催されました。
今回は、岩手大学や岩手県立大学に通う学生を対象に、東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所の主催により実施されたもので、学生やスタッフ等約20名が参加しています。
スケジュールは、旧松尾鉱山にある新中和処理施設の見学から四十四田ダムでのダム管理体験まで多岐に亘っており、参加した6人の大学生は、日中は実際に地域で活動している人や現場で働いている人等を講師に講義や体験指導を受け、夜はスタッフなどの方々と宿泊を共にしながら、ミーティングに参加していました。
御所ダム周辺では、21日の午後に小岩井農場に場所を移して、水源の涵養や保水機能等の役割を果たしている、造成された人工林を題材に人と自然の関わりについて学び、23日には御所湖でカヌーの講習を受けながら、ダムの利活用について学んでいました。
|
|
小岩井農場では「森の作業所」に宿泊 |
四十四田ダム下流からゴムボートで川下り |
|
|
流量観測を体験 |
ダムの治水効果等について学習 |
NPO法人北上川流域連携交流会や御所ダムビジョンネットワークの会等の共催による「川で遊ぼう!親子・水辺の安全教室」が、8月25日26日の両日、雫石川上流の竜川河川公園で開かれました。
夏になると、毎年発生する子供の水遊びによる事故。NPO法人北上川流域連携交流会と渋民村寺子屋教室、並びに御所ダムビジョンネットワークの会では、この種の事故を事前に防止する為の取り組み
を昨年から始めました。
今回の催しは、この一環として行われたもので、盛岡市内の小学生や保護者、及びスタッフ等約40名が参加しました。会場の草刈り作業には、地元の樺村建設の職員がボランティアとして参加しています。子供達を対象にした安全教室では、北上川流域連携交流会の内田理事が講師を務め、川に落ちて流された時の対処方法について、具体的な指導が行われました。また夜には星空の観察等も行われ、参加した子供達には、日常の生活と異なる有意義な体験となったようです。
東仙北子供会の皆さんが御所ダムを見学
7月31日火曜日の午後、盛岡市内にある東仙北子供会の皆さんが御所ダムを見学しました。
東仙北子供会では、例年子供達が夏休みに入ったこの時期に見学会を実施しており、今年は2年ぶりに御所ダムを訪れたものです。
午後1時に、バスで現地を訪れた皆さんは、ごしょこものしり館でダムの概要などについて説明を受けた後、操作室の内部やダムの施設を見学しました。子供達も関心を持って見学し、予定されていた見学時間は、瞬く間に過ぎて行きました。
訃報
昭和55年10月から平成6年6月まで、14年に亘って御所湖の清流を守る会の初代会長を務められた高橋祐一氏が、8月30日病気のため逝去されました。享年77歳でした。
高橋氏は盛岡手づくり村協力会会長等の要職も歴任され、地域の発展に多大な貢献をされました。
TOP > ダムだより/御所湖ニュース > 御所湖ニュース No.199
Copyright(C) KitakamiRiver Integrated DAM Management office. All Rights
Reserved