御所湖ニュース197号

御所湖ニュース No.197
平成19年7月15日

発行 御所湖の清流を守る会
盛岡市繋字山根192-4(御所ダム)
TEL 019-689-2216
FAX 019-689-2271

早くも真夏を思わせるような日差しが降り注ぐ、今年の6月。御所湖では、(財)岩手県スポーツ振興事業団御所湖漕艇場の主催で、23日にカヌー探検教室が開催されました。湖は海や川と異な り普段は波も少なく水面も穏やかなことから、初心者がカヌーやボートを操るには適しているとい われており、小中学校での授業や高校・大学の部活動等で利用されるケースも増えています。 今回は、盛岡市など御所湖周辺地域の小学生やその父兄の方々から参加を募り、主催者側も新たに家族用のカヌーを用意して実施されました。当日は好天に恵まれ、漕艇場の指導員や開催に全面 的に協力している御所ダムビジョンネットワークの会のスタッフのアドバイスを受けながら、参加 した方々は、パドル裁きも鮮やかに湖面でのカヌーを楽しんでいました。

カヌーに乗る参加者 カヌーに乗る参加者
カヌーに乗る参加者

韓国内でダム事業を行っている、韓国水資源公社の関係 者が、6月11日の午後御所ダムを訪れました。韓国では現在ソウルの郊外でダムの建設が進められており、都市の 近郊に建設され、地域経済の活性化が図られた事例として御所ダムを視察対象としたものです。          2日間に亘って、御所湖広域公園や盛岡手づくり村、更に雫石町歴史民族資料館や小岩井農場を見学すると共に、つなぎ温泉観光協会からはダム建設前後の温泉街の変貌等について説明を受け、熱心に耳を傾けていました。

盛岡手づくり村を訪れた関係者
盛岡手づくり村を訪れた関係者

御所湖の清流を守る会による、今年の春の統一清掃が、去る6月10日の日曜日に実施されました。当日は、午前6時までに各地域ごとに 指定された場所に、参加者の皆さんが集合しました。主会場となった繋地区のシオンの像前の広場では、集まった方々を前に、主催者を代表して御所湖の清流を守る会の高橋金兵衛会長より挨拶があり、更に主要な参加団体を代表する方々のご挨拶の後、清掃が開始されました。
今回の清掃活動には、御所ダムの周辺地域以 外からの参加者も多く、 昨年に引き続いての参加となった少林寺拳法盛岡中部道院の皆さんや、今回初めて参加された盛岡ボーイスカウトの皆さん等、様々なグループの方々が現地に集合しました。
 清掃の開始から1時間。今年はゴミの量は少ないとの感想が一部の会員からあったものの、集積場所には一杯になったゴミ袋が次々と集められました。その後の分別作業は、主に当会の会員でもある褐b工業の職員の手によって行われ、午前8時すぎには全てのゴミの分別が完了しました。

シオンの像前の広場に集まった参加者
シオンの像前の広場に集まった参加者
ゴミの収集・分別作業 ゴミの収集・分別作業
ゴミの収集・分別作業

今年のワイワイ手つなぎプロジェクトの総会が、6月5日の午後5時から小岩井農場の「まきば園 」で開催されました。ワイワイ手つなぎプロジェクトは、例年岩手県盛岡地方振興局からの委託事業を始め、関係団体との共同催事事業等を精力的に実施しており、今年は更に鶯宿温泉等の周辺の地域と一体となった事業展開を図ることが確認されました。







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