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御所湖北側の丘陵地帯に広がる、広さ3000haを有する広大な小岩井農場の敷地。この一画で、今バイオマスを活用した発電等の事業が行われています。 この事業は、雫石町や当会の会員である小岩井農牧梶A並びに三菱重工業鞄凾フ関係企業が共同で設立した事業運営会社潟oイオマスパワーしずくいしが中心となり、北東北バイオマス発電事業として平成18年度から進めているもので、平成14年に閣議決定されたバイオマスニッポン総合戦略に沿ったものとなっています。 ここでは小岩井農場内で飼われている家畜が排出する大量の畜産系バイオマスと、町内の学校給食や県内の食品加工会社等で発生する食品残渣が利用され、その発酵過程で発生するメタンガスによる発電と肥料の製造を主な事業としており、毎日4000kwhの電力と15tの堆肥、35tの液肥が作り出され、その一部は小岩井農場へ販売されています。昨今、温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響が、気象変動等の様々な現象をもたらしているといわれており、その地球規模での対策が求められています。北東北バイオマス発電事業は、地球環境保全に配慮した循環型農業のビジネスモデルを実践的に提示しており、各方面から注目が高まっています。 |
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施設内にある発電関係の設備 |
施設の全景 |
今年度の御所ダムビジョン推進委員会が2月20日の午後3時から、つなぎ地区活動センターで開催されました。 御所ダムビジョン推進委員会は、平成16年の4月に設立され、御所ダムビジョンの推進を目的として、現在までに4回の委員会が開催され、推進委員の方々による審議が行われて来ています。 今回の委員会では、代理出席を含めて16人の委員の方々が出席し、当推進委員会の委員長である谷藤盛岡市長が議長に就任して審議が行われました。 始めに、事務局より平成18年度の活動状況等について説明があり、御所ダムビジョンネットワークの会からは、軍司会長より今年度の活動の内容について、紹介がされました。また、引き続いて事務局より、御所ダムビジョンネットワークの会を核とした新年度の御所ダムビジョン実施体制について説明がなされました。これに対し、各委員から新体制に関する賛成意見並びにイベントの開催時の安全対策等に関する意見の表明があり、最後に議長が提案議題について了承されたことを確認し閉会しました。 |
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議長を務める谷藤盛岡市長 |
会議に出席した推進委員の皆さん |
去る3月19日の月曜日に、野鳥観察インタープリター養成講座が、つなぎ温泉観光協会の主催により、猛禽類生態研究所の荒木田昭子氏を講師に招いて、繋地区で開催されました。この養成講座は今回が初めての開催となるもので、午前中は室内で講習を行い、午後は実際に野鳥観察を行う内容のプログラムで実施されました。インタープリターとは、通訳者や説明者を意味する言葉で、今回の講座に参加した皆さんは、野鳥観察の手法や地域の自然の現状等について学んでいました。 | |
御所湖周辺での野鳥観察 |
湖畔で冬を越したオナガガモ |
4月下旬 鯉のぼり掲揚式(雫石川園地) |
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