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御所湖ニュース No.176
平成17年10月15日
  発行  御所湖の清流を守る会
盛岡市繋字山根192-4(御所ダム)
TEL 019-689-2216
FAX 019-689-2271



 秋のイベントとして人気の高い御所湖の流木アートコンテストが、今年もワイワイ手つなぎプロジェクトが主催し、岩手県盛岡地方振興局土木部並びに国土交通省北上川ダム統合管理事務所の後援により、去る9月24日に盛岡手づくり村催し物広場にて開催されました。このコンテストは、御所湖に集まる流木を活用し再生した屋外用のベンチやテーブル、また椅子やオブジェ等のアート作品について実用性や芸術的な完成度を競うもので、流木を使用することが条件となっており、それ以外の素材との組み合わせや色を塗ること等は全て自由となっています。また応募資格としては、御所湖の流木を自ら集荷し、自宅で制作したものを会場に持ち込める方となっており、今回もこの応募資格を満たす方々が多数応募されました。
 当日は晴天の秋空のもと、午前9時から作品の受け付けが始まり、全部で15の作品が締切時刻の午後1時30分までに会場に持ち込まれました。作品の審査は午後2時から、岩手県盛岡地方振興局土木部の浅沼部長他6名の審査員により行われ、最優秀賞1点優秀賞4点の作品が決定しました。出展作品には力作も多く、審査員によって評価が分かれるものもありましたが、最優秀賞には岩手県立産業短期大学Aグループの皆さんの作品が選ばれ、また優秀賞には、ご家族3人で応募された岩崎さんご一家の一連の作品や、同じくご家族で応募された伊藤さんご一家の作品等が選ばれました。尚、岩崎さんと伊藤さんについては、ファミリー賞として全員の作品を入賞としました。
 入賞した作品は主催者に帰属し、9月24日から27日まで盛岡手づくり村において展示された後、御所湖広域公園内に今後1年間展示される予定となっています。
講評を行う浅沼審査員長 表彰を受ける岩崎さんご一家



■岩手県立産業短期大学Aグループの皆さん  の作品 「三角ベンチ」

 3本の柱とそれらを繋いだ梁により安定した構造になっている。一見ベンチには見えないが、梁の部分が腰掛けになっており、梁の高さの違いにより、子供から大人まで利用することができる。また、柱の頭部には目と鼻を作り、擬人化することにより、作品全体に独特の表情を持たせている。奇抜な造形と椅子としての実用性を兼ね備えた作品として、高い評価を得たものである。


岩崎圭子さんの作品
「チェアーとキャンドルスタンド」
岩手県立産業短期大学Bグループの
皆さんの作品 「木馬ベンチ」
JUNKOさんの作品 「木花」 伊藤美智子さんの作品「すーだーれ」

★10月の主な行事予定をお知らせします
  • 10月16日 午前6時30分〜8時30分 御所湖周辺統一清掃
    御所湖の清流を守る会が主催し、開始のセレモニーをシオンの像前の広場で行います。
  • 10月16日 午前10時30分〜午後1時 御所湖畔植樹会
    ワイワイ手つなぎプロジェクトが主催し、御所ダム下流の広場で行います。


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