御所湖ニュース173号

No.173
平成17年7月15日

			発行　御所湖の清流を守る会
			盛岡市繋字山根192-4（御所ダム） TEL 019-689-2216 FAX 019-689-2271

　恒例となっている、御所湖周辺での春の統一清掃が、御所湖の清流を守る会の主催により、会員等590名の皆さんの参加を得て６月19日の日曜日に、各地区で盛大に実施されました。
　当日は懸念された雨も降らず、曇り空のもと開始予定の午前６時には中央会場となったシオンの像前の広場には、大勢の参加者が集合しました。また、今回は初めて少林寺拳法盛岡中部道院の方々も朝稽古の前に稽古着姿で参加し、サッカーの社会人リーグで活躍しているグルージャ盛岡の選手の皆さんも揃いのユニフォームで参加しました。
　清掃は、中央会場でのセレモニーの後全箇所で一斉に開始されました。参加された皆さんからは、今年は例年に比べゴミの量が少なく、御所湖周辺がきれいに保たれていると言った声が多かったものの、それでも開始から２時間後には、古タイヤやテレビ等の家電製品、空き缶等大量のゴミが集められました。
　これらのゴミは、最終的に缶や瓶等種類ごとに分別され、地区ごとに盛岡市や雫石町によって全量が回収されました。

　ワイワイ手つなぎプロジェクトの主催による、今年度第２回目の御所湖広域公園散策ツアーが、６月４日の土曜日に、御所湖広域公園の一画にあり、かきつばたの花が咲き誇る尾入野湿性植物園を会場に開催されました。
　尾入野湿性植物園は、御所湖広域公園の北側に位置し、例年この時期にはかきつばたが紫色の花をつけ、園内に彩りを添えています。また、かきつばたの後には、睡蓮の花が咲き見頃の時期を迎えます。今回のツアーには各方面から33名の参加者があり、「いわて森の達人」連絡協議会の畠山久耕氏並びに小岩井農牧㈱環境緑化部担当部長の足澤匠氏が講師として参加され、参加者の皆さんの案内役を務めました。
　当日は、午前９時までに手つなぎ広場にお集まりいただき、主催者や公園管理者の挨拶の後、２班に分かれて尾入野湿性植物園に移動し、散策を行いました。園内を散策した後には、参加者全員にホテル紫苑より入浴券が配布され、好評の内に当日のツアーを終了しました。

　６月10日、御所ダムビジョンネットワークの会の総会が、繋温泉にある国土交通省の繋会議所で開催されました。
　総会には、軍司会長を始め副会長の簗場元介氏や御所ダムビジョンボランティアの高橋松雄氏等ネットワークの会の主要なメンバーの方々が参加しました。
　議事においては、平成16年度の事業報告や平成17年度の事業計画案について審議がなされ、いずれも承認されました。また、御所ダムビジョンネットワークの会のＮＰＯ法人化についても検討がなされました。

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