今年も4月29日から始まるゴールデンウィークを前に、4月19日の午後に、ダム施設とその周辺にある広域公園施設等の安全利用点検が関係者により実施されました。
この安全利用点検は、国土交通省が年2回、統一して全国的に実施しているもので、河川施設、ダム施設及び河川、ダム区域内の用地に造られている施設等で、日常的に数多くの方々が利用されている施設や区域を対象に行われています。
今回は、尾入野湿性植物園、桜並木のある黒沢地区や下久保地区、乗り物広場やファミリーランド等の公園施設、御所大橋周辺の運動場や園地、並びに県営の漕艇場等の施設を対象に実施されました。 |
点検には、それぞれの施設の管理者である岩手県振興局、雫石町等の担当者、さらに利用者の立場から繋小学校の山本先生、そして御所湖の清流を守る会の高橋会長にも参加をしていただきました。
点検の結果、「尾入野湿性植物園の遊歩道の路肩の一部に段差ができている。防護柵の下段のチェーンがはずれている」「下久保地区の階段の一部に損傷がある。倒壊した看板が放置されている」「ファミリーランド構内の側溝の蓋が正しく設置されていない」「御所大橋周辺の運動場において、不要な看板やゴミ類が放置されている」といった指摘があり、早急に関係機関で改善処置をすることとなりました。 |