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御所湖ニュース No.167
平成17年1月15日
 絵 発行  御所湖の清流を守る会
盛岡市繋字根192-4(御所ダム)
TEL 019-689-2216
FAX 019-689-2271



年頭の挨拶
御所湖の清流を守る会会長
高橋金兵衛

新年明けましておめでとうございます。
 希望に輝く新春を皆さまご健勝でお迎えのこととお慶び申し上げます。
 毎年年末に、その年の世相を象徴する漢字が日本漢字能力検定協会から発表されますが、昨年末に発表された漢字『災』が示すように昨年は新潟中越地震や、相次ぐ台風上陸などの天災に加え、イラクでの人質殺害、子供の殺人事件といった人間が引き起こした災いも多発した一年でありました。
 また、景気についても依然として低迷が続き、なかなか上昇の兆しが見えて来ない一年でありました。
 しかし、こうした暗い話題の中で「御所湖の清流を守る会」は7月に岩手県知事より水資源功績で表彰を受けた嬉しい出来事のあった年でありました。
 本年は社会全体が『災い転じて福となす』一年であってほしいと願っております。
 さて、昭和55年10月30日設立の「御所湖の清流を守る会」は今年でその活動実績は四半世紀を越え、11月からは新たな四半世紀に入る区切りの年を迎えますが、御所湖に関わる事柄としては、昨年4月に「御所ダムビジョン」の推進体制が組織され、ビジョン実現に向けて各種の取組が進行しており、今年はこれらの取組を着実なものにする重要な年になるものと思われます。
 「御所湖の清流を守る会」も、「美しい御所湖であってほしい」との願いのもと、その実現に向けて各種取組みを積極的に展開して参りたいと存じております。
 今年も、皆さまのご協力とご協賛を引き続きお願い申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。




つなぎ温泉観光協会〜猿田のコスモス畑周回路〜「コスモスロード」と命名し、看板設置

 つなぎ温泉観光協会が手入れをして毎年美しい花を咲かせている、猿田の『コスモス畑』にこのほど新しい看板が設置されました。
 この看板は「(社)東北建設協会公益事業」の助成を受けて、つなぎ温泉観光協会が設置したもので、看板にはコスモス畑の中の周回路を『コスモスロード』と名付け、満開時のコスモス畑写真とコスモスロード命名の説明が書かれています。
 看板デザインは、画家が写生するときに使う「イーゼル」形をしておりキャンバス面が看板画面となってるユニークなものです。
 設置なった看板の前で、つなぎ温泉観光協会の三浦事務長さんは「看板の中の満開コスモス写真に負けないように、今後も畑の手入れを続けて行きます」と、新しい決意を語っていました。
設置なった「コスモスロード」看板


岩手らしさを感じる『進化形アウトドアフィールド』町場地区園地基本計画案を答申御所湖広域公園町場地区第4回基本計画策定懇談会
先月号で紹介した、御所湖広域公園町場地区園地基本計画素案に対する意見を集約し、「懇談会」としての最終検討結果とする「町場地区基本計画策定懇談会」の第4回懇談会が先般、繋地区活動センターで開催されました。
 懇談会には21名の委員のうち16名が出席して、先に懇談会事務局より提示あった≪岩手らしさを感じる空間づくり≫をコンセプトにした素案を大筋で了解し、広大さを表す「大芝生の広場」の配置を最も平坦性が確保出来る位置に変更すること、美しさ、花々をイメージする「季の花丘」ゾーンは植生の種類を一年草主体から宿根草、木本主体に変更し、名称を「結いの庭」とすること等、集約された意見を基にゾーニングした案を「懇談会」最終案として、懇談会座長を務めた岩手大学農学部の三宅先生が岩手県盛岡地方振興局土木部長へ答申を行いました。
 この答申を受けて振興局土木部の公園担当部局から「平成17年度に園地施設の概略設計、18年度詳細設計、19年度工事着手を目標に取り組んで行く」とのお話がありました。

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