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ダム水源地の自然観察会を通じて水環境への関心と、環境保全意識の高揚を目的に、「綱取ダムの環境と清流を守る会」が毎年開催している『水源の森探検隊』が10月2日、外山森林公園で開催されました。 例年探検隊は、綱取ダム流域の住民の方を対象に開催されていますが、今年は同じようにダムの清流を守る活動に取組んでいる団体との交流を持ちたいと、「御所湖の清流を守る会」への参加の呼びかけがありました。 事務局で調整し、安庭小学校へ参加を依頼して「御所湖の清流を守る会」代表として児童、父兄等13人の参加を頂きました。 当日は、綱取ダム流域の、つつじが丘、東桜山及び浅岸地区の子供会、町内会からの参加者も含め約60人が会場の外山森林公園に集合して、公園散策路周辺の動植物観察をとおして森の仕組み、生き物の生態、環境の大切さを学習しました。 また昼食後は、芝生や土の上に撒かれた様々に着色した爪楊枝を回収するゲームが行われ、芝生では何色の楊子が見つけ難く、土の上では何色の楊子が見つけ難いと、「昆虫の保護色」をキーワードとした学習がゲームを通して行われました。 参加した子供の一人は『植物観察では山葡萄が美味かったが、似たような実をした「ウシコロシ」と言う猛毒を持つ植物が身近の森にもあることに驚いた』と話していました。また別な一人は『最初は違う学校の人と一緒なので緊張したが、ゲームで同じチームになつてからは話が出来るようになり楽しかった』と感想を話していました。 |
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公園散策路での動植物観察 | 安庭小学校からの参加者 |
「国際協力機構」は昨年10月に「国際協力事業団」の事業を引き継いだ独立行政法人で、政府開発援助(ODA)の一環として開発途上国に行う技術援助の実施機関です。青年海外協力隊の派遣などが事業内容として有名です。そのほか、研修員の受け入れ事業もあり、今回の視察は4ヶ月に及ぶ「河川及びダム工学V」研修の中の現地見学として御所ダムを訪れたものです。 東南アジア、中東、南米、アフリカ等、12ヶ国からのダム関係行政官や技術者が、中村副所長からの北上川の五大ダム計画に関する説明の後、嶋田管理第三課長の案内・説明で複合ダム型式であるダム堤体や、ダム湖周辺の公園施設の整備状況を見学していきました。 |
ダム監査廊内での記念撮影 |
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