先般、国土交通省が3年置きに実施している「平成15年度ダム湖利用実態調査」結果が公表されました。
その中で、御所ダムは年間101万人の利用があったと推定され、全国第2位の利用者数となっています。
調査は、利用状況の実態を把握して良好な環境の保全、整備の資料とするもので、国土交通省及び水資源機構(旧水資源開発公団)が管理している全国98のダムで実施されました。
調査の方法は、昨年の4月から今年3月まで休日5日間、平日2日間の計7日間の現地調査を行い、その結果から年間の利用者数等の推計を行いました。
前回の平成12年度調査で御所ダムは、89万2千人の年間利用者と推定されていましたが、今回はそれを約12万人も上回る調査結果となっています。
利用状況を形態別に見ると、ダム周辺の「手づくり村」「ファミリーランド」「のりもの広場」「ごしょこものしり館」等の施設利用者が約71万人、「御所湖まつり」等のイベントに約19万人となっています。
利用者数101万人は、平成13年度に神奈川県に完成した「宮ヶ瀬ダム」の135万人に次ぐものとなっています。
また、この調査結果を受けてダムの管理、御所胡広域公園の管理等を担当している各関係機関では、一層の利用促進に向けて、『御所ダムビジョン』に示された各施策の推進を図ることとしています。
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賑わいのファミリーランド(ジャブジャブ池) |
順位 |
平成15年度 調査 |
1位 |
宮ヶ瀬ダム(神奈川県:約135万人) |
2位 |
御所ダム (岩手県:約101万人) |
3位 |
金山ダム (北海道:約73万人) |
4位 |
日吉ダム (京都府:約53万人) |
5位 |
三春ダム (福島県:約43万人) |
6位 |
草木ダム (群馬県:約43万人) |
7位 |
釜房ダム (宮城県:約40万人) |
8位 |
天ヶ瀬ダム(京都府:約35万人) |
9位 |
白川ダム (山形県:約35万人) |
10位 |
七ヶ宿ダム(宮城県:約35万人) |
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