「胆沢ダム10周年記念ロゴマーク」 審査結果発表
北上川ダム統合管理事務所が管理する『胆沢ダム』は、令和5年11月に竣工から10年を迎えました。
そこで、この節目に「胆沢ダム10周年記念事業実行委員会」では、ダム周辺及び下流域の皆様と一体感を持って盛り上げ、様々な記念イベントや胆沢ダムとその周辺地域の魅力発信等に使用出来るロゴマークのデザインを令和6年7月8日から8月9日まで募集しておりました。
1ヶ月と募集期間が短い中、県内外からたくさんの方に応募いただき心より感謝申し上げます。
応募いただいた作品については、岩手県立美術館館長をはじめ、奥州市、金ケ崎町、北上川ダム統合管理事務所、胆沢ダム管理支所の代表者により、審査を行っております。
選考にお時間をいただいてしまいご迷惑をお掛けいたしましたが、この度「最優秀賞(1作品)」「優秀賞(5作品)」を決定いたしました。
最優秀賞
優秀賞【A】
井上 靖彦 氏
【作品への想い(ご本人による)】
10周年の10を主体にシンプルなデザインとしました。
「0」の中に胆沢ダムを配置し、「1」にダム周辺のミズバショウを配置しました。「10」の下部に盛んなカヌー、カヤックのカヌーを配置し胆沢ダムであることを表しています。
また、英文字で「ISAWA DAM」で胆沢ダムのロゴであることを強くアピールしています。
優秀賞【B】
優秀賞【C】
井口 やすひさ 氏
【作品への想い(ご本人による)】
胆沢ダム竣工10周年記念を地域住民と組織委員会一体となって祝う「10th」の文字と中央部に「胆沢ダム」とダム周辺の豊かな自然に群生する「雪椿・水芭蕉」を配し、7個の「●」は7行政組織を表すと共に「胆沢ダム竣工 10周年」の機運醸成を節目に更なる発展・向上する輝かしい未来像を力強くアピールしています。
優秀賞【D】
高橋 有紀 氏(チーム田んぼ見習い)
【作品への想い(ご本人による)】
焼石連峰からの雪解け水を豊富に湛え、胆沢平野を潤してきた胆沢ダム。
扇形と田んぼの地図記号で胆沢扇状地を表現し、特徴であるロックフィルダムの要素をハチマキに取り入れました。
優秀賞【E】
佐々木 友紀子 氏
【作品への想い(ご本人による)】
胆沢ダムの融雪放流「白雪の滝」と、ダムの後ろには焼石連峰の山々をイメージして「10」の数字の中にデザインしました。
また、視認性を高めるためできる限りシンプルに仕上げました。
胆沢ダム10周年記念行事委員会事務局よりコメント
この度は募集期間が短い中、県内外より多くの方々から応募いただき、たくさんの作品が集まりました。応募者には、プロのデザイナーの方、デザインを趣味とする方、胆沢ダムに思いを馳せる方など多様でした。
それぞれが素敵な作品であり、想いの熱いコメントもいただき、皆様の「胆沢ダム」の愛着が伝わってくる素晴らしい企画となりましたことについて、改めて応募いただいた全ての皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
審査に携わったメンバーを代表して岩手県立美術館館長より以下のとおり総評をいただいております。
【 岩手県立美術館館長 総評 】
応募された作品はデザインが明快なものが多く、受賞された方々の表現には、ダムの役割を理解しながら、周辺の自然を守る思いが十分伝わって来るものでした。
ロゴデザインを利用された今後の活動に大いに期待したいと思います。
胆沢ダムは竣工から10年を過ぎましたが、これからもダムとしての機能・役割を果たしていくことは勿論、地域に親しまれるダム、観光資源として活用されるダムを目指してこれからもダム職員一同、誠心誠意励んで参ります。
今後とも、胆沢ダムをよろしくお願い致します。
<胆沢ダム10周年記念事業実行委員会>
10という数字に胆沢ダムの特徴的な形状を取り入れまとめました。
ブルーは豊かな水、グリーンはダム周辺の美しい自然を表現しています。