最上川ダム統合管理事務所　風水害情報ー寒河江ダムの洪水調節効果についてー

最上川ダム統合管理事務所　風水害情報

ー寒河江ダムの洪水調節効果についてー（終報）

８月１５日、当事務所では、低気圧の影響による降雨に伴い、所管ダムの警戒にあたっておりましたが、１７：００に洪水対策体制を解除しました。
寒河江ダムでは、降り始めから約１３３mmの降雨を記録し、ダムに流れ込む水の量が所定の洪水量を超えたため、洪水調節を行い、下流河川の洪水低減に寄与しました。

洪水量：ダムへ入ってくる水の量が基準の量を超えたときの水量。
　　　　下流河川に影響がない水量などを考慮して、ダム毎に決められている。
洪水調節：ダムに水を貯め込むことにより河川の流量を調節するダム操作。
　　　　　これにより、ダム下流河川の流量が制御（低減）される。

１．寒河江ダムの洪水調節効果について
　　今回の出水において、ダムの洪水調節量は約５５５万m3となります。（詳細は別紙参照）
　　東京ドームに貯めた場合の容量に単純計算すると、約4.5杯分に相当します。（東京ドームの容量約124万m3)