緊急情報/防災情報 |
平成20年7月1日 18時00分 |
胆沢ダム工事事務所 |
【防災情報】胆沢ダム工事事務所 地震対応(第9報)(終報) |
H20.6.14 8:43発生「岩手・宮城内陸地震」に関する胆沢ダム工事事務所の対応について |
平成20年6月14日8時43分に発生した、岩手県内陸南部を震源とする地震(震度6強)により、胆沢ダム工事事務所では災害対策支部(6月14日8時43分非常体制、6月16日19時30分警戒体制に切替え)を設置し警戒にあたっておりましたが、点検及び確認調査の結果、下記のとおり緊急を要する復旧箇所は確認されなかったこと、並びに「動態監視カメラ」による監視体制が構築されたことから、18時00分に、支部体制を解除しましたのでお知らせします。 今後はカメラ等を活用した監視を継続しながら、被災箇所の復旧を進めて行きます。 1.点検結果 貯水池周辺法面については、46箇所の法面崩壊(空中写真判読)が確認されましたが、その殆どは法面地表部の崩落であり、大規模な地すべり等に起因するものは確認されておりません。盛立施工中であった堤体表面に発生した亀裂については、深度調査の結果、30cm〜2.0m程度であることが判明したことから、除去範囲を速やかに決定し、一日も早い堤体盛立再開を図ることとします。 また、施工中であった洪水吐については、打設したコンクリートの一部に発生したヒビ割れの調査等を実施しており、その処置等について今後検討して行くこととしております。 2.監視状況 ・胆沢ダム堤体右岸上流部の自然斜面法崩れにより、一時的に下段仮排水トンネル呑口が埋塞(トンネル排水機能は回復済み) 監視体制……動態監視カメラ等を用いた仮排水トンネルの監視を継続。なお、新たな法崩れ及び流木堆積は発生していない。 3.参考情報 【岩手・宮城の内陸地震による被害状況(第3報)】 被害状況について取りまとめ、胆沢ダムのホームページの更新情報へ掲載しました。(http://www.thr.mlit.go.jp/isawa/index.html) なお、この資料の主な内容については下記のとおりです。 @胆沢ダム周辺の国道、市道の山腹崩落等により通行不可箇所。 Aダム関係施設の堤体及び洪水吐、付替国道等の被災状況。 B学識経験者等による現地点検及び調査状況。 <発表記者会:奥州市政記者クラブ、日刊岩手建設工業新聞、建設新聞社> |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 胆沢ダム工事事務所 TEL.0197−46−4711 技術副所長 小 山 幸 男 内線204 建設専門官 小田島 栄治 内線402 |