国土交通省 東北地方整備局

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防災教育

防災教育の目的と推進する上での課題

近年の災害が頻発する中で、「自らの命は自らが守る」という意識の徹底や、「災害リスクととるべき避難行動」の理解の促進、一人一人が適切な避難行動をとることが年々重要になってきています。このため、自然災害に対する「心構え」と「知識」を備えた個人を育成するために、幼少期からの防災教育が重要となります。

「命を一つも失わない」、また、「避難指示が出ても避難しない人を動かす」ことが防災教育の目的となります。

学校教育の現場で防災教育の充実を図る上での課題として、国土交通省が一般的におこなっている出前講座などの単発の防災教育活動から継続的な防災教育へのシフト、近隣の学校だけでなくこれまで接点の少なかった学校にまで届くアプローチの方法、国土交通省の持つ防災知識の効率的な展開などが挙げられます。
また、学校側の課題としては、理科・社会・総合的な学習など、どの教科単元への防災教育を位置付けるのか、授業で使用する教材をどこでどのように入手するのか、授業で一番伝えたい「力点」をどこに置くのかなどが挙げられます。

宮城教育大学との連携

防災教育を推進する上での課題解決に向けて、令和元年(2019年)7月18日に「宮城教育大学」と「東北地方整備局」の間で「防災教育に関する連携・協力に関する協定」を締結しました。協定締結を契機として、令和元年度より共同研究を開始しております。
共同研究の取り組み内容、成果品については、以下のバナーを参照ください。

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