東北地方防災エキスパート制度
目的
この制度は、東北地方整備局所管施設等の災害対策業務の調査支援に関して、東北地方における地震及び風水害等の大規模災害発生時に、公共土木施設等の被災情報の迅速な収集等の支援活動を、専門的知識を持った東北地方整備局のOBを中心としたボランティアの活動により、迅速かつ的確な災害対策を推進し、もって被災地域の早期復旧等を図ることを目的に、平成8年2月7日に当時の東北地方建設局(現東北地方整備局)が創設したものです。
主な業務
- 自宅及び勤務地の近辺の東北地方整備局等が管理する公共土木施設等の被災状況等を、管理を担当する事務所等に伝達します。
- 防災エキスパート事務局からの連絡により、もしくは自発的にあらかじめ定められた場所に参集した防災エキスパートは、東北地方整備局の要請に基づき、被災箇所等の状況把握や、情報伝達を円滑に進めるための事務処理、その他の支援を行います。
これまでの活動実績
- 令和3年2月13日 福島県沖地震【最大震度6強】
- 令和4年3月16日 福島県沖地震【最大震度6強】
- 令和4年4月15日 岩手県 国道46号 落石事故
- 令和4年7月15日〜 宮城県内他 洪水対応
- 令和4年8月 3日〜 東北各県 洪水対応
- 令和5年7月16日〜 秋田県内 洪水対応
- 令和6年1月1日〜 能登半島地震 広域支援対応
東北地方防災エキスパートは、事務局を一般社団法人東北地域づくり協会に置き災害対応の支援をいただいております。