沿革

 秋田外環状道路は東北横断自動車道釜石秋田線秋田南ICから昭和男鹿半島IC間25.8kmの自動車専用道路です。
  事業施行については、秋田南ICから秋田北IC間16.1kmを日本道路公団が、秋田北ICから昭和男鹿半島IC間9.7kmを国道交通省(当時建設省)が施行しています。
 国土交通省施行区間において盛り土区間(4.9km)の大部分が軟弱地盤であったため、様々な地盤対策を駆使し、施行しています。
 この秋田外環状道路が平成9年開通したことで、秋田市周辺の高速交通が可能となりました。

昭和男鹿半島ICより南方向を望む
 

秋田北ICにおける軟弱地盤処理工
工 法 サンドドレーン
目 的 地盤中に砂柱を設置して圧密排水及び沈下を促進し、併せて強度強化を図る
工 法 グラベルコンパクションパイル
目 的 地盤中に砕石杭を設置し、砕石杭の支持力による安定増加及び沈下減少を図る
工 法 D・J・M工法
(Dry Jet mixing)
目 的 軟弱地盤地表から、柱体状に地盤改良し、沈下及び滑り破壊を阻止する
本事業で採用した代表的な軟弱地盤対策の一例